ピアノを通して成長を見守っていきませんか?~生きる力を育むために~
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ピアノと心理学

部分と全体の調和

天橋立。

日本三景の一つですが、行ったのは初めてです。

島をつなぐ道の部分は、何千万年もかけて(!)

自然にできたものだそうです。

思いを馳せつつ、現実には、

松林の往復6キロを歩いて、大変くたびれました(笑)。

お茶屋さんの冷ぜんざいの美味しかったこと!

 

さて、

生物学者の福岡伸一さんが、

生命は、部分と全体で、

統一性が保たれているということを言っていました。

細胞レベルで動いていても、

生命として全体のバランスを乱すことなく

動いているというのです。

例えば、故意に遺伝子を欠けさせても、

予想に反して、全く異常の無いマウスができる。

足りないものへの可塑性」こそ生命の神秘だ、と。

 

とても音楽的だなあと思ったのです。

音楽も、部分と全体が調和していないと美しくならない。

全体(題名、速さなど)を考える。

部分練習をする。

曲全体の雰囲気を壊さないように。

部分だけでは、統一感に欠ける。

全体を流して弾くだけでは、細部がおろそかになる。

そこに、演奏者の心が加わって初めて、

ただの音が、心を伝えられる音楽になる。

その時もしミスしたとしても、

聴く人は、しっかりと思いを受け止めることができる。

いわば、音楽に可塑性が生まれる。

 

目に見える部分と、

目には見えないけど何かをそうたらしめているもの。

そのつながりを考える時、

音楽と科学は違うようだけど、

きっと共通しているのだと思います。

 

言葉かけと暗示

この仕事は、言葉かけがとても大事です。

そのコツは、暗示にあります。

暗示というと、

アヤシイと思うかもしれません。

でも暗示は、実は普段の生活に入り込んでいるのです。

 

例えば病院に行ったとして、

先生に「これは大変な病気で治りませんよ」って

言われるとすごく落ち込むじゃないですか。

同じ病気だとしても、

「大丈夫、これこれな病気ですけど、○○すればいいですよ」

言われるのとでは、全然違う気持ちになります。

声かけによって、

「もう治らない」という暗示か

「治る見込みがある」という暗示かに分かれるわけです。

 

他にも、何かしようとする時、

「できない、できない」と言っていると、

本当にできなくなります。

自分にそういうふうに言い聞かせている

=暗示をかけているんです。

「(今はこれこれだとしても)、できる」と言っていると、

できるようになります。

自分に言ってみると分かりますが、

「自分にはできない」と言うと、

もう頑張る余地すらないと思えてきます。

「もしかしたらできるかも」と言うと、

ムリかもしれないと思いつつも、

可能性のすきまが見えてくるというか、

突破口がある気がしてきます。

 

教える時も同じです。

「できてない」ことを言い続けると、

それが暗示になり、

本当にできなくなります。

たとえできてないことがあったとしても、

できるという確信のもとに言葉かけをしていると、

できるようになります。

言葉かけは、

「自分にもいつかできる」という暗示にするのです。

 

子どもが、思ったように力を出せないでいる時も

親が焦って、悪い暗示を入れてはいけません。

「なんでできないの」

「○○ちゃんはできるのに」

「せっかくお金を払っているのに」

まあ思っちゃうものですが(笑)、

胸にしまっておきましょう。

これは親の気持ちですからね。

子どもは、できなかったことを分っているのです。

その不安をもうあおらない。

力を発揮させたいと思ったら、何も言わなくても、

できるんだと信じてあげる方がいいのです。

これを実践してくださった保護者の方も、

本番でお子さんが力を発揮でき、

納得されていました^^

 

言葉かけは、いい暗示を与えたいですね^^

芸術鑑賞

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「茶の本」  

岡倉天心 著 

岡倉天心は、

明治時代の美術に関する指導者、思想家です。

芸術鑑賞についての文章が素晴らしいので、

引用したいと思います。

 

~現代の芸術家は、技術に溺れるあまり、

滅多に自分を超えるということがないのだ。(略)

自分のことしか歌うことができないのである。

彼らの作品はより科学に近づく代わりに、

人間性からは遠ざかってしまった。

日本では昔から

「うぬぼれ男には惚れられない」というが、

そうした男の心には、

愛を受け入れるような余裕がないのだ。

芸術においても同様に、

自己中心的な虚栄というものは、

芸術家、鑑賞者いずれの側であっても、

共感を育むうえで致命的な障害となるのである。~

 

現代でも、

技術偏重で、心を伴わない演奏も多い中、

音楽本来の在り方を示唆しているのではないでしょうか。

また音楽に限らず、

人間が陥りやすい盲点、虚栄の悪影響についても、

端的に述べているのではないでしょうか。

さらに言うなら、

自己中心的な視点に傾いてしまった今、

その弊害についても述べていると

とらえることもできるのではないでしょうか。

 

目に見えるものだけを追い求めるのは、

もう限界だと思います。

見えるものはすべて、こころの在り方に関わっている。

見えるものを通して、

見えないものを見る努力をしたいものです。

 

 

潜在意識の活用法

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昨日の続きです。

潜在意識をうまく活用する方法に、

NLPの応用で、

コア・トランスフォーメーションという方法があります。

 

やめたくてもやめられない。

改めたいイヤな癖がどうしても変えられない。

 

そんな時、

自分を肯定でき、

能力がより生かせるようになるという方法です。

マイナスにも、

本来、無意識レベルでプラスの意味があり、

失敗を成功へのプロセスととらえます。

 

自分の内面に問いかけ、

何を望んでいるか、何段階かに分けて答えを見つけていきます。

その最終的な望みは、

あるがままの自分だったり、

愛情であったり

何か大きなものとの一体感だったりするというんですね。

 

実際に、自分で何回か試して見ましたが、

とても効果的で、心が落ち着きます♪

例えば、

「相手の反応がないと、悪く思われてるんじゃないか必要以上に気になる」、

「ある状況になると、とても感情的になってひきずってしまう」など、

同じパターンを繰り返して、

嫌な気分になる時に、

効果があるように思います。

 

詳しくは、

「コア・トランスフォーメーション」~春秋社~

という本をどうぞ。

 

マイナスを、プラスに転じることができる。

それを、

心理学で解き明かそうとしているところが、新しいです。

マイナスは誰だって抱えている。

翻弄されても仕方ないけれど、

受け止めて、自分で癒していくこともできる。

 

レッスンでも、

テクニックを伝えてもうまくいかない場合、

生徒さん自身のとらえ方を見つめなおすと、

伸びていきます。

 

マイナスもプラスの裏という考え方は、

音楽や人生をより楽しむために、

大きな手掛かりになるのではないでしょうか。

成果を上げるNLPとは

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最近面白い本を読みました。

NPLという心理学の本です。

NLPはアメリカで開発された心理学で、実用的なのが特徴です。

多くの大統領を始め、

テニスのアガシ選手などスポーツ選手も取り入れ、

成果を上げている心理学です。

実用的ゆえ、

最近では、ビジネスマンなど、

一般の人にも取り入れられているようです。

 

その中に、

自分自身に対するイメージを変えるというところがあります。

「~がない」

「ムリ」

「どうせ私には」

などは限界を作る言葉。

「~がある」

「やってみよう」

「私にもできるかも」

に置き換えると、可能性を生む言葉になるとありました

(レッスンでも実践しています♪)。

今までだとこういうことは、

スピリチュアル系の本に載ってたんですね。

それが今や心理学の本に載っている。

 

興味深いのは、

意識レベルをピラミッドで表すと、

上から順に

自己認識→価値観→能力→行動→環境で、

上の階層は下の階層に影響を与えるということ。

つまり、

価値観を変えると、能力や行動が変わる。

自己認識を変えると、価値観も変わる。

これって面白いと思いませんか。

えば、

ダイエットをしようと思っているのに、堰を切ったように食べてしまう。

優しくなりたいと思っているのに、必要以上に怒ってしまう。

など、

習慣を変えようと一生懸命になっても、

変えられない時がある。

そんな時、

実は、潜在意識は意識と違うことを思っている。

なので、自己認識そのものを変えるほうが早いというのです。

つまり、潜在意識をうまく活用する方法ということですね。

 

その、自己認識を変えるための方法を

次回に紹介してみたいと思います。

 

 

ネガティブはプラスに向かっている証?

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ネガティブな気持ちを、受け止める方法の続きです。

ささやかでも夢に向かおうとする時、

いい習慣に改めようと思った時など、

その証となる現象があります。

それは、ズバリ、「思わしくないことも起きる」です。

例えて言うなら、片づけをする時って

一時的にぐちゃぐちゃになるじゃないですか。

まず、うわ~となって、

そうして、きれいになっていきますよね。

そんな感じ。

 

ベストセラー作家の本田健さんによれば

「離陸するときの向かい風のようなもの」だそうです。

必要なことなんでしょうね。

やりたいことをしようと思った時、

何かを変えようと思った時など、

例えば、

「○○がない」などの口実が浮かんでくる。

誰かに反対される。

それだけ気持ちが固まっているか?と問われているんです。

やり過ごすことができたら、いい縁がたくさん回ってきます。

 

そんなことがあると知っていると、

思わしくないことがあっても、

この方向で間違ってなかったと思えることでしょう。

向かい風を、最小限に受け止めることができるかもしれません。

 

ピアノも何でもそうですが、

頑張ろうとするなら、必ず壁に当たる。

その時、

ネガティブにとどまるのか、

それを利用して乗り越えていくかとでは、

人生が違ってくると思います。

 

ネガティブとポジティブについて

3回にわたって書いてきましたが、

なわた音楽教室では、

こういったことも踏まえながら、レッスンを通して、

成長=頑張ればできるようになる=自分を信じる

目指しています。

 

ネガティブはポジティブと表裏、

そんなふうに受け止められたらいいですね♪

 

 

 

ネガティブの裏にあるもの

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昨日は、お弁当をもって山登りに行きました。

肌寒いお天気でしたが、

土を踏みしめて歩くと、

体も温かくなり、気持ちよかったです。

もみじが一部紅葉していました♪

 

前回の続きです。

嫉妬、卑屈、自信過剰など、

ネガティブな感情は一般にタブーとされてますよね。

もちろんその感情を人にぶつけることは良くないですが、

一概に悪いものでもないと思います。

 

心理学でも触れられていますが、

ネガティブな感情の裏には、違う感情が隠れています。

例えば、

私の場合だと、音楽の才能あふれる人がうらやましくて、

ひがんでいたんですね・・・、ほんと、しんどかったです(^^;

が、実は、嫉妬というのは、あこがれの裏返しなのです。

興味の対象が分かる現象でもあります。

その他のネガティブな感情も、

何が自分にとって嫌なのか、

価値基準をあぶり出すこともできます。

だからネガティブな感情は、

一概にいけないものではないんですが、

その中にいるだけだと、翻弄されますよね。

 

いろんな本を読んだり、自分で試したりして、

とても効果的だった方法を、紹介します。

 

まず、

苦しい感情は、

どういう時なのか、

どんな言葉がきっかけなのか、

何の感情なのか、

紙に書いてみます。

(誰も見ないので正直にどうぞ。笑)

 

次に、自分の持っている能力、できることを書きます。

自分には当たり前にできることというのは、実は宝物。

自分には簡単なことが、人にはできないこともあるのです。

いわゆる世間の「能力」と思えなくても、いいのです。

お金を稼げるかどうかにこだわらなくてもいい。

例えば

「笑顔で人と接することができる」

「困っている人がいれば、声をかけることができる」

「家族のために、お料理を美味しく作るよう頑張っている」

これらも大きな能力ですし、

チャームポイントでもあります。

というのも、

「人と比べてなにかできないと、価値が低い」

「お金に換えて評価されるものでないと、価値が低い」

と、何となく思い込んでいるからなんです。

これは世間の価値基準なので、

まずは、誰が知らなくても、自分でできていると思うことを見つける。

それがとても大事です。

 

この二つの作業を繰り返すうちに、

だんだん自分の興味や価値観が分かってきます。

するといいことがあります。

それは、

何もないと思っていても

本当はいいものをいっぱい持っているということが

分かること。

すると、不思議、

「これだけしかない」というあせりから

「実はこんなに持っていた」という余裕が生まれます。

すると、また不思議、

潜在意識が働いてくれて、

出会いとか、チャンスを持って来てくれるのです!

 

ネガティブな気持ちにダメ出しせず、

受け止めて、

自分を大切にするきっかけにできたらいいですね。

 

もう一つ、ネガティブな気持ちの受け止め方があるので、

次回に書いてみたいと思います。

 

 

 

人は変えられる?

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毎日、気持ちよく楽しく過ごしたい。

でも、日常生活の中では、愚痴や不満がたまることも、

ままありますよね

大体が、対人関係かと思います。

そこで、実際にできることは、

「人は変えられない。変えられるのは自分だけ」

ということ。

イチロー選手もそんなことを言っています。

 

人に不満をぶつけて

大切なエネルギーを浪費するのではなく、

自分の方法、思考を工夫する。

「自分はどうしたい?どうすればHAPPY?」

不満をきっかけに、何かを変えろという神様からのサインかもですね。

できないこともあるけれど、

そんなふうに過ごしていけたらいいですね。

自分に言い聞かせる意味も込めて。

 

次は、ネガティブな感情とのおつきあい(?)について

書いてみたいと思います。

回り道の近道!?

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ハープを習い始めて、発見したことがあります。

それは、いい音を出そうと「しない」こと。

もちろん、とってもいい音で鳴らしたいんです。

矛盾してますよね。

 

どういうことかというと、

いい音を「鳴らそう」と思った時点で、

体も心も、力んでるんですね。

じゃあどうすればいいか。

指の力を抜いて、目指した方へはじくというふうに、

考えをシフトします。

その「結果」として、いい音が響く。

 

これって、人生の場面にも言えることだと思いませんか。

お金持ちになる方法、愛される方法、

いろんな本を読んだら共通点があるんです。

お金をがむしゃらに追いかけようとしないこと。

愛情を求めようと必死にならないこと。

もちろん、それらを得たいという気持ちが前提ですが、

前面に出さないのがポイント。

 

考え方を変えて、

求めてもいい。

自分はそれに見合う器があると思えたら、

自身が磁石のようになって、

得たいものが、結果的に得られるというんです。

 

だから、結果だけを追い求めちゃダメなんです。

なわた音楽教室でも、音楽とこころのつながりを重視していますが、

結果に至るために、

どのように考え方をシフトするかということが

大きく関わってくるんですね。

面白いですね♪

一流の理由

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先日ラジオを聴いていたら、

世界のオーケストラで活躍する日本人トップ奏者の対談でした。

あのベルリンフィルのコンサートマスター、樫本大進さんや、

オーボエの宮本文明さんなど、そうそうたる方のお話でした。

その中に共通していることがありました。

それは、

一流のオーケストラというと、

人間的には冷たいイメージを持っていた。

でも実際は、みんな親切で、ユーモアがあって、暖かかった。

一流というのは、

こんな人たちだからこそ一流たるゆえんなのだ」

ということ。

オーケストラの所属は違っても、

二人とも同じことを言われていました。

 

私も、一流の先生に見ていただく機会があり、思うのは、

・物腰が丁寧で穏やか

・熱心

・細やかな気配り

 

決して偉ぶらないんですね。腰が低いです。

そして熱心に指導してくださいます。

たとえその場でできなくても、できるように全力で向かってくれます。

気配りも、

例えば、帰りのおじぎをした後、次の生徒さんがいても、

笑顔で送ってくれるんですね。

普通なら、すぐ次の生徒さんに切り替わるんですけど、

そういうことはないんです。

今までも素晴らしい先生は、皆そうでした。

 

人生を音楽に捧げてきた先生方だから、

すごいものを秘めているのに、ひけらかさない。

かえって失礼なことはできませんよね。

一流の人というのは、そういう人なんだなあと

間近で見ることができて幸せです。

レッスンを受けることは、演奏技術だけでなくて、

人としての姿も吸収できることなんですね。

 

レッスンする際にも、そんな経験をふまえて

少しでも伝えられたらなと思います^^

 

 

 

 

 

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