私は以前、音楽教室の講師をしていました。個人の先生も、何人か見聞きしています。そこで、ある特長に気づきました。

大きく分けて、ピアノ教室には、3つのタイプがあります。

1、コンクール型

2、ほめ型

3、成長発展型

明確に分かれているとは限りませんし、すべてが、この限りではありませんが、それぞれについて、大まかに書いてみます。

 

1、コンクール型

コンクールを重視します。先生は、演奏の研鑽を積んでいる方が多いです。

厳しい面もありますが、技術は伸びるでしょう。指導によっては、精神的にも鍛えられると思います。

2、ほめ型

ほめると言うと、聞こえはいいのですが、内情は、辞めさせないために、ほめる場合も多いです。

その理由は、努力してなかったり、バイト感覚の先生も、少なからずいるからです。

あまり上手にはならないかもしれませんが、とりあえず通わせてみるのが目的なら、いいかもしれません。

3、成長発展型

技術重視より、自己肯定感や自主性など、成長を重視します。まだ少数ですが、全国的に見ると、確実に、この流れは大きくなっています。カウンセリングピアノ教室も、このタイプです。

指導にも、新しいアプローチが見られます。先生の体験がもとになっているので、それぞれ、ユニークです。

効果も上がっており、これからの時代は、確実に、求められていると感じます。

 

私が一番、問題だと思うのは、先生が何も努力しないで、生徒に指導することです。努力しないことを恥じらいもせず、笑っている先生もいます。

生徒は、それでいいのですか。保護者も、それでいいのですか。何のためにお金払っていますか。

と言いたいです(保護者は、お金の使い方を、見直す必要があると言っていいでしょう)。

あと、個人的に、コンクールは他人軸の評価なので、疑問を持っています。コンクールの意義は認めますが、コンクールが最終目標ではないと思います。

また、コンクール入賞=子どもや先生の価値でもないと思います。

これからの時代は、自分で考え、切り開いていくチカラが求められるのではないでしょうか。

(それには、お金の使い方も大事です。消費ではなく、投資の意識が必要です。)

評価されるかどうかより、自分の強みを知り、需要を見抜くチカラが大事になってくるのです。

その意味で、カウンセリングピアノ教室では、

個性を知る。

努力の積み上げをする。

・相手にとって重要なら、意見する(相手との境界線を越えるのとは違います)。

が、大事だと考え、実践しています。

また、保護者向け講座では、有意義なお金の使い方についてもお話しています。

興味ある方は、ぜひ体験レッスンに、お問い合わせください。