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「空想教室     植松 努 著 

       サンクチュアリ出版」

日本でロケットを作っている会社の方が書いた本です。

無重力装置も作っていて、それは世界に3個しかないらしい。

そういうものを作った著者は、

スゴイ学歴の方かというと、そうではなくて、

むしろ、劣等生だったそうです(驚)。

「潜水艦を作りたい」と言っても、

先生からはいつも

「そんな夢みたいなこと言ってどうする」

「現実を見ろ」と言われ続けてきたそうです。

でも、あきらめなかった。

自分のやりたいこと、好きなことを続けた。

自分の人生を、無責任な人のせいにしない。

「どうせムリ」を、人にも自分にも言わない。

どうして働くのか?ラクしてお金を得たいから?

仕事の意義、お金の意味。

 

ニュースなど見ていると、

悲観的な気分になることが多いものですが、

こんな人もいるんだ、

今の日本にこんな人もいるんだ、

と力をもらいます。

多くの示唆に富みながらも、読みやすく、

これからの子どもたち、その親御さんにも

ぜひ読んでほしい本です。