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寒い日もありますが、土の匂いに、春が感じられます♪

 

今日は、

クラシックとJポップについて

書いてみようと思います。

 

クラシックとJポップの同じところ。

それは、音の表情だと思います。

例えば、

サビはたいがい高音域。

だから自然にフォルテ(強い)になる。

フォルテを際立たせるためには、ピアノ(弱い)も必要。

曲の始めはたいていサビより静かです。

言葉を引き立たせるために、休符もうまく使われています。

言葉にあいまったシンコペーションも、効果的です。

 

違うところは?

それは、Jポップには歌詞があること。

前提として、日本の文化の上に成り立っているから、

言葉の背景も分かる。

だから、感情移入しやすいということですね。

クラシックだと、歌詞がない。

あっても外国語で、曲の背景も分かりにくかったりする。

だから難しいという一面があるのかもしれません。

 

でも、クラシックの醍醐味って、

言葉がないところに、思いを馳せるということに

あると思うのです。

作曲家の生涯や、曲の背景を知って、

その時の作曲家の気持ちを想像する。

いろんな人生経験をすると、

感じることもたまってくる。

すると、

心の綾が増え、作品に共感することも増えてきます。

それがクラシックの魅力ではないかと思います。

そして、

そういうアプローチを知ることで、

Jポップも、より深く感じることができる。

表現できる。

だからこそ、

どのジャンルの演奏家も、

基礎はクラシックということが

多いのではないでしょうか。

 

ジャンルを問わず、

作曲家や曲をいつくしんでほしいと思います♪