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先日、今年度最後の参観日がありました。

1年で頑張ったこと、来年頑張りたいことを、

発表していました。

どの子も皆いい表情をしていました。

うまくいってもいかなくても、頑張る。

その過程が自信になるのだから、

それを応援したいなと改めて思いました。

 

自戒も込めてですが、親は結果に目が向きがちです。

子どもがいい成績をとった。

何かで一番になった。

嬉しいですよね。

同時に、能力がそのまま花開くよう、

気をつけたいこともあります。

 

奢らず、謙虚でいることができるか。

評価に頼らなくても、

等身大の自分を、自尊感情をもって認められるか。

 

かつてのプロ選手でも、身を持ち崩すことがある。

私たちには、華やかな結果しか見えません。

でも、身を亡ぼすのは、

栄光に流され、自分の弱さに向かい合って

こなかったのではないでしょうか。

高い能力は、

高性能のスポーツカーと同じだと思います。

早く走れるほど、制御も必要なのではないでしょうか。

それなのに、親は、ややもすると、

結果=評価偏重になりがちなのではないでしょうか。

制御や過程こそ、結果のためのカギなのではないでしょうか。

 

等身大の自分を知っているか。

工夫や努力ができるか。

評価に関わりなく、満たされているか。

何があれば幸せなのか、自分を知っているか。

その上で、人にできること。

 

そういったことを育てることができるのは

大人の役割だと思います。

結果に一喜一憂することなく、

長い目で子どもの能力を育てられたらいいですね^^