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面白い雑誌を見つけました。

「ザ・フナイ」という雑誌です。

サブタイトルとして

「マス・メディアには載らない本当の情報」とあります。

一般のマスコミでは知らされてない

世界の情勢、日本の情勢、栄養学などが、

それぞれの専門家によって書かれています。

悲観ではなく、

じゃあ自分に何ができるかという視点で

読めたらいいなと思います。

 

 

その中に、びっくりした言葉がありました。

江戸時代の、佐藤一斎という人の言葉で、

「西洋の理論は人を驚かせる力を持っている。

だからこそ危険であるのは、理に勝ち過ぎているから」

という言葉です。

著者の佐藤芳直さんの解説によれば、

「西洋の理論は、

人を豊かに贅沢にさせる理に満ちている。

だからこそ人を惑わし、人間性、人格の向上という、

本来の生きる目的を忘れさせている」

とあります。

 

振り替えって考えると、例えば、

「早い!カンタン!キレイ!おいしい!安い!」

となれば、買いたくなりますね(反省を込め・・・、苦笑)。

でも、それって実は落とし穴かも。

元気で機嫌よくいられるために、

食事を作ることがそんなにめんどくさいことかな

(たとえ手を抜くことがあったとしても、笑)。

手をかけるから、残さず食べてほしいと思うんじゃないかな。

一生懸命作るから、食事のマナーも子どもに教えられる。

料理を作った人(私です!)への感謝の気持ちも(半ば強制的に)

教えることができる。

 

何が大事なのか、

何が幸せなのか、

手間をかけるところは何なのか?

日本人は本来こういうことを知っていたのですね。

いや~、「めんどくさい」なんて言っちゃいけませんね^^