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カウンセラーの大嶋信頼さんという方の

著書を読んでいます。

すごいなあと思うのは、

クライアントさんの、問題を感じている意識の部分でなく、

無意識の部分を見ようとされていることです。

そうすると、クライアントさんの本来の姿が見えてきて、

尊敬せずにいられなくなるそうです。

ピアノを教えていても、

子どもは大人が尊敬すべき

一途さ、熱心さ、良きものに対する憧れを

持っていると感じます。

 

そこで話は変わるようですが、先日、

我が子が学習発表会の伴奏を弾くことになりました。

レッスンも何度かして、合わせ練習に臨んだのに

「歌と全然合わなかった」とがっかりして帰ってきました。

尋ねてみると、どうやら歌のテンポが一定でないらしい。

しかし、

指導の音楽の先生は楽譜を見ることもせず、

具体的指示も出さず、

「もっと何時間も練習しなさい」

伴奏を希望したのに選に漏れた人に失礼でしょう」

と言ったそうです。

全校合唱の伴奏者にもそう言っているらしいです。

たまたま私が音楽のことが分かるからよかったけど、

音楽に詳しくない家庭だったら、

子どもを責めていたかもしれません。

 

教える者として当然のことをせずに、

もっともな言葉で、プレッシャーをあおる。

失敗したら、おそらく子どもたちのせいにするでしょう。

子どもは自信を失い、次からチャレンジしなくなる。

もったいないです。

先生の怠慢だけならまだしも、

子どもたちにダメ出しして、自信を失わせる資格はないです

(だいたい、勉強している人はそんなダメ出しはしないものです)。

 

怠慢な先生のダメ出しで、

子どもたちが自信をなくさないように

と思います。

親は、ぜひとも子どもの好きなことや、

頑張る姿を認めてあげたいものです。

(すべての先生が、このようであると言っている

わけではないので、念のため。)