今年もわずかとなりました。
今回は、今の時代に、すごく必要だと
思うことを書きたいと思います。
情報の時代となり、
TVを始め、いろいろなメディアで、
たくさんの情報を得ることができます。
でも、情報が多すぎて、
何が正しいのか分からなくなることがありませんか。
「○○が健康にいい」
「いや、健康には××がいい」など、
相反することもいっぱい。
その答えは、自分で試して判断するしかないと思うのです。
疑問を持つこと自体、解決に向かうことなので、
そのうちに、だんだん判断の精度が上がってきます。
合う合わない、
何かアヤシイ、
などが見分けられるようになります。
健康情報だけじゃなく、
教育産業の情報もそうです。
音楽を教える仕事をしていても、
これがいいと言われればそちらに走り、
あれがいいと言われれば迷い、という姿を見てきました。
我が子に少しでもいいものをと願う親心ですから、
気持ちは分かります。
でも、
宣伝の言葉だけにとらわれるんじゃなくて、
自分の経験に照らし合わせて大事だったものとか、
自分が実際に試してみていいと感じたものが
判断のコアになっていくのではないでしょうか。
そういう、自身の価値基準を通さずして
「人が言ったから」
「テレビが言ったから」だけでは、
本当にいいことは子どもに伝えられないと思います。
それどころか、子どもを守ることも難しいかもしれません。
なぜなら、
情報は、
発信側から何らかの意図のもとに操作されるものだからです。
あふれる情報も、
少ない一方的な情報も、
「誰にとって都合がいいのか?」
という意図を疑ってみれば分かると思います。
自分の気づきを大事にする。
自分で判断する。
自分なりの対処法(価値基準)を見つける。
情報化の中、今ほど自立が必要な時はない
のではないでしょうか。