先日の記事の、本物の大切さについて、
今日は別の角度から、書いてみたいと思います。
皆さんは子どもがいけないことをしたら叱ると思いますが、
その時にどういう言葉を使っていますか。
「怒られるからやめなさい!」
という言葉をよく聞くのですが、
「人の迷惑だからやめなさい!」
と言った方が本当のことになりますね。
本当のこと=真実は子どもに必ず伝わります。
ずっと以前勤めていたところですが、
何が良くて何がいけないことか
指導者が本当のことを話していたので、
幼児ながら自分のしたことがよく分かり、
泣きながら反省する姿に、胸を打たれたことがあります。
幼い子どもでも分かるんだ。
良いことへのあこがれ、葛藤、自己嫌悪、達成感、
大人と同じで、ちゃんと持っているということですね。
「かわいい」だけではなく、
様々な感情を持った人格があるのですね。
だから努力して「できた!」時には、
とってもいい顔を見せてくれます。
そこを伸ばしていくためには、
時に大人(親)が壁になる必要もあります。
「それは○○だから違うよ」
「○○だからやめよう」
と真実をはっきり話すと、伝わります。
今までのレッスンの経験から言っても、
ごまかさずに言ったことは伝わります。
愛情を持って
時に厳しいことも辞さずに、
本当の理由を言えることが、
子どもの可能性と強さを引き出します。