この季節は、黄色い花が好きです。春を運んでくれる気がします^^
レッスンをしていてこれは大事だなぁと思うことがあったので書いてみます。
それは技術を教えるのが大事なのではなく、その日のお子さんの状態がより良くなるようにするほうがもっと大事だということです。
先日レッスンでこんなことがありました。
いつもはとても生き生きと弾くお子さんなのですが、その日は演奏に元気がありません。
尋ねてみると、少し疲れたということで、ちょうど雪の日で通学にくたびれた様子でした。
もし、疲れているのかなということに気がつかなければ、弾き方の注意を私はどんどんしていたかもしれません。
そうすると、お子さんは自分はできないんだと不必要に思ってしまうことになります。
教える側が一生懸命教えようとすればするほど、陥りがちな罠と言えるでしょう。
お子さんの状態が何が原因でそうなっているのか、考えをめぐらせるのはとても大事です。なぜなら、対処の仕方が全く変わってくるからです。対処の仕方が変わると、お子さんの反応も変わってくるからです。
疲れている時に弾き方の注意ばかりだしてしまうと、不必要にできないんだとお子さんは思ってしまいます。でもその日の調子だと思えることで、また気持ちを切り変えて、練習に向かうことができるのです。
なので、その日のレッスンは、音を通して元気になろうという視点で行いました。
練習は自分を楽しませるためのもの、楽器から元気をもらうものという視点でレッスンしました。そうすると、結果としてお子さんの元気な音が出てきたのです。笑顔も出てきました^^
このように、カウンセリングピアノ教室では、技術にとらわれず、お子さんの状態を観察した上で、音楽を楽しめるようにレッスンをしています。
カウンセリングピアノ教室に興味がある方は、ぜひお問い合わせください。