前回のブログを読んで、「具体的にどんな方法なのかな?」と思われた方もおられると思います。なので、今日は本の内容に関連して、私が心がけているお子さんへの具体的な声かけ方法を紹介してみたいと思います。
ちなみに、前提としては、レッスンという限られた時間の中で行っていることなので、もしご家庭で取り入れようと思う時は、限定した時間や場面で試してみることをおすすめします。そうしないと、保護者のほうが苦しくなってしまうからです。
1、命令しない
2、こちらの意図を加えないで聴く
3、批判しない
4、望ましい行動に対して褒める
5、お子さんの信じ込みを、全体ではなく部分として捉える
6、お子さんの課題と私の希望とを分けて考える
7、楽しむ
中でも1番心がけているのは、命令しないということです。もちろん、レッスンの内容について説明したり、指示を出したりすることはあります。
なので、命令するのは、限定された場面にしています。理由は、命令では人は動かないからです。たとえ一時的に動いたように見えても、その時限りなので、繰り返すうちにこちらも疲弊してしまいます。そのため、命令しないことを1番に心がけています。
例えば、「こう弾いたらどう思う?」と私が弾いて聴かせたり、生活面では「トイレのスリッパがこんなだったらどう思う?」と尋ねたりします。こちらが命令せず問いかけることによって、お子さんの意志が明確になるので、自主的に行動するようになります。
ただ、場合によっては「〇〇しましょう」と言うのが必要なこともあるので、必ずしも命令がいけないというわけではありません。
そうすると、次はどうやったら言うことを聴いてくれるのか?という疑問が出てくると思うのですが、それについては、明日以降に書いていきたいと思います^^
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