足元の小さな花も美しいです^^
今週も、先日紹介した本の内容に関連して、私が心がけているお子さんへの具体的な声かけ方法を引き続き紹介してみたいと思います。
今日は、以下の中から、6、お子さんの課題と私の希望とを分けて考えるについて書いてみます。聞き慣れないと思いますが、子育てに絶対に欠かせないので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
1、命令しない
2、こちらの意図を加えないで聴く
3、批判しない
4、望ましい行動に対して褒める
5、お子さんの信じ込みを、全体ではなく部分として捉える
6、お子さんの課題と私の希望とを分けて考える
7、楽しむ
(1、命令しないについてはこちら♪
2、こちらの意図を加えないで聴くについてはこちらです。
3、批判しない 4、望ましい行動に対して褒めるについてはこちら♪
5、お子さんの信じ込みを、全体ではなく部分として捉えるについてはこちら^^)
6、お子さんの課題と私の希望とを分けて考えるのは、心理学では境界線といって、相手の課題と自分の課題を分けるという考え方です。
例えば、お子さんが宿題をしないとします。その時、困るのは誰かというとお子さんです。もし保護者が困るとすれば、以下のようなことが考えられます。
・子どもが学校で叱られるのが、保護者にとって苦痛だ。
・学校で叱られることにより、保護者の評価が下がるのが苦痛だ。
つまり、お子さんの課題が保護者の課題と限りなく一緒になっているわけです。お子さんが宿題をしないことで、本来困るのはお子さんです。ですが、そこに保護者の評価を一緒にすると、課題が分離されていないということになります。
もちろん、お子さんの課題だから、知らないと決めこむのが良いと言っているわけではありません。しかしお子さんの課題を、他人があまりにも手助けしすぎてしまうと、以下のような弊害が起こることが起こりやすくなります。
・お子さん自身での課題解決が分からなくなる。
・そのため、自己効力感が得られないまま大人になってしまう。
・人から助けてもらわないとできないという依存心を持ってしまう。
なので、お子さんが課題なのか保護者の課題なのかを分けて考えると言うことが大事です。
レッスンでは、練習を頑張るというお子さんの課題と、お子さんにこのようになってほしいという私の課題とを分けて考えるようにしています。私が必死になりすぎないほうが、お子さんは頑張るようになりました^^心理学的にも、境界線を引くのは有効だと明らかになっています。
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