いただいた春の花が、教室にいい香りを漂わせてくれています^^


最近、レッスンでよく質問してくるお子さんがいます。

カウンセリングピアノ教室のレッスンでは、質問を歓迎しています。お子さんの関心が育ち、成長につながるからです。

今日は、そんなお子さんの成長をご紹介します。

質問によってお子さんのどんな成長が見えるか、参考になると思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

あきらくん(仮名 小学4年生)は、最近までは、「どうしたら間違えずに弾けるか」「どうすれば速く弾けるか」という質問が多かったのです。

ところが、先日の質問はぐっと難しい内容だったので、びっくりしました。

「リハーサルや本番で力を発揮できないのは、なぜだったのか?」

「弾きたいと思ったときにはうまく弾けるのに、弾きたくないときにはうまく弾けないのはなぜ?」

「先生はピアノがイヤだなと思ったことはある?」

この質問で分かることは、継続的に自分の状態を観察しているということです。また、自身の体験に基づいていることも分かります。

一時的ではなく継続して、体験を観察できているのですね。

失敗や成功を現象ではなく、理由として考えるようになってきたということでもあります。

それだけ、観察力や理解力が発達したということで、大きな成長ですね。精神的に大きな一歩だなあと感じたことです。

このような質問ができるようになった、あきらくんの成長が嬉しいです^^

 

次回も、質問力がアップしたお子さんの例をご紹介したいと思います。

お楽しみに^^!