昨日は、具体的な指示より、まず考える大切さをお話ししました。

今日は、その先の成長について、中学生の生徒さんの例をご紹介したいと思います。

先日、保護者の方から、中学受験を考えているお子さんの進路選択と適性について、
相談を受けました。


現在その中学校に通っている生徒さんがいるので、その生徒さんに学校の印象を
尋ねてみることにしました。


中学生の生徒さんは、その学校に進んでよかったこと、自分のイメージと違ったこと、
勉強の方法などについて詳しく話してくれました。

そのことも、とてもありがたかったのですが、それにも増して、その生徒さんの成長に
目を見張りました。

というのは、その生徒さんは少し前まで、よく考えてから話すので、言葉にするのに
時間がかかっていたのですが、今回は即座に言葉を返してくれたのです。
それも次々と!

その理由を尋ねたところ、学校でアイデア出しの機会がたくさんあると教えてくれました。

短時間のうちに、とにかくたくさん出すのが目的だそうです。

なので、他の子がどう思っているかなどは気にする間もないということで、
どんどんアイデアが出せるそうです。


そして、カウンセリングピアノ教室でやってきた、自分の考えを言う、アイデアを言うことが
生きているとのことでした。

もともと、あふれるほど感性あるお子さんなので、のびのびと表現できるようになったことを本当に嬉しく思いました。


同時に、他の子がどう思っているかによって、表現がしにくくなるなら、そういう雰囲気は問題だと思いました。

「みんな一緒ならとにかく安心」なのではなくて、「お子さん一人一人にある個性」を表現するのが大事だと改めて思いました。

カウンセリングピアノ教室では、音楽を通して、個性を表現するレッスンをしています^^♪