昨日は、レッスンで行っているカウンセリングで、目的を忘れないという例をお話しました。
今日は、この考え方が、子どもに限らず大人にも日常生活で役立つという話をしたいと思います。
お子さんに限らず、大人にもとても有効な考え方ですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
さて、昨日は、注意を守ることに一生懸命になるあまり、注意の目的を忘れてしまいがちだけど、目的をこそ思い出そうという内容でした。
これを日常生活に当てはめるとどうなるのでしょうか❓
分かりやすい例を挙げてみます。
例えば、疲れて調理をする元気がない時、キッチンバサミでネギを切るとします。
その時、指も切りそうになった。
じゃあどうするか?
ここで、何を目的にするかを考えると、「怪我をしない」ということになると思います。
すると、対策の例として、ネギを持つ時、ハサミのきわを持たず、ネギの端を持つということが考えられます。
それで、大事なのはここからです。
さらに、この上の目的を考えるとどうでしょうか?
目的の目的といった具合です。
例えば今回だと、そもそも、ネギを切ろうと思った目的になります。
すると、疲れてもなるべく安全な手作りのものを食べたいということになります。
そうすると、対策の例としては、時間があるときに多めに作り置きしておくということも考えられます。
さらに進めて、この上の目的を考えてみましょう。
ここで言うと、なるべく安全なものを食べたい目的は何かということになります。
これは、健康でいたいということです。
そうすると、対策としては、
そもそも疲れないように生活を工夫する。
あるいは、疲れても乾物を利用して、簡単に健康に良い食事ができるようにする
などが考えられるでしょう。
このように、目的の視点を挙げていくことで、対策のアイデアを思いつきやすくなります。
さらに、アイデアが本質的なものになるんですよ。
ちなみに、今回書いた対策は、前半は生徒さんが考えたものです。
素晴らしいでしょう❣️
というわけで、教室ではカウンセリングも行っています。
また、ピアノレッスン生の方以外にも、カウンセリングを行っています。
いつも同じ問題で堂々巡りをしちゃうんだけどなぁという方は、ぜひご相談くださいね^^