発表会が終わって、先週は振り返りをしました。
振り返りって大事なんですよ。
理由は、
1、表現が伝わったか分かるから
2、感想の受け止め方が成長になるから
3、何に関心を持っているか分かるから
4、過去からの成長が分かるから
といったところです。
なお、振り返りは、発表会で子どもたちに書いてもらったアンケートをもとにしています。
それぞれの理由について説明してみます。
1、表現が伝わったか分かるから
他の子どもたちの感想を読んで、伝わったか手ごたえを確認することができます。
例えば、
「元気な音が伝わりました」
「テンポが一定で良かったです」
「礼はもう少しゆっくりしたほうが良いと思いました」
など、お友達の感想を知ると、自分の表現が伝わったか、改めて振り返ることができるのですね。
2、感想の受け止め方が成長になるから
感想の受け止め方も大事です。
あるお子さんは、
「ポイントを教えてくれるのが嬉しい」
と言いました。
このお子さんは、今までできないことに対して固まってしまっていたので、大きな成長です^^
3、何に関心を持っているか分かるから
さらに、子どもたちが何に関心を持って聴いたのかも分かります。
その時関心があることが、アンケートにも表れます。
例えば、強弱の大きさだったり、テンポだったり、イメージだったりといったことです。
4、過去からの成長が分かるから
もう一つの振り返りは、昨年のアンケートと見比べることです。
文字の量や文章内容から、成長が見て取れます。
例えば、
初年度「すごかったです」
→1、2年後「強い弱いが出ていました」
→3年後「元気な感じが分かりました」
→5年後「以前のグループレッスンより、堂繊細な感じになってたね」
という具合です。
書き切れないくらい、たくさん書いてくれるようになります。
見ているものが、だんだん抽象的になってくるのですね。
私も予想してなかったのですが、本当に嬉しいことです^^
子どもたちに伝えているのは、
「間違ったかどうかだけで評価しないで、何を言おうとしているのか聴く」
ということです。
振り返りをちゃんとすると、次への原動力にできます^^