少しずつ日が長くなってきましたが、下に差し込んでくるのは、冬の間しか見られない景色です。

レッスンしていると、保護者の方からこんな声をいただきます。

先日も、

「子どものピアノを聴くと、その日の調子がよく分かるようになった」

という感想をいただきました。

 

その日の調子というのは、例えば、

「今日はイライラしているな」「だんだん集中してきたな」「元気がないなぁ」「張り切っているな」など、心の状態が音で感じられるということです。

お子さんが大きくなってくると、心とは裏腹の言葉を発することも多くなってくるので、音で様子を見守ることができるのは大事ですね。

これは、保護者の方の耳も、お子さんの練習と一緒に育ってきたということになるかもしれません。

間違いの数とか、曲の難易度ばかりを気にしていたら、こんな風にはなれないのですから笑

お子さんがピアノが上達したり、保護者の好きな曲が聴けたりする以外に、思いがけない効果ですね^^