「上達するには、
なんといってもイメージトレーニングです。
だから、まず、うまい人の滑りを何回も見る」
スキー教室で、先生が言われた言葉です。
そうはいっても、
素人には何がいいのか、
何をイメージしたらいいのか、分かりませんよね。
だから、
先生が先に滑ってお手本を見せてくれるんだと思います。
うまいスキーヤーも、さらにうまいスキーヤーの滑りを
VTRで何回も見るそうです。
ピアノでも同じです。
美しい音、音楽がイメージです。
でも、普通最初からイメージは分からない。
だから、美しい音で先生が弾くのを聴く。
CDで、繰り返しいい演奏を聴く。
それがたまっていくと、
下地が豊かになって、上手になっていけるのです。
お料理で言うと、
美味しいものを食べて、
味や、盛り付けの美しさが分かってくるから、
自分でも再現してみよう!って
作れるんじゃないでしょうか。
美味しい!の経験がないまま作っても、
味はよく分かりませんよね。
それと同じことがピアノでも言えて、
イメージを持って弾けると、
上手=聴く人に伝わる演奏ができるのです。
幼くてもそう。
歌ったり、イラストを見て自分の経験を
思い浮かべたりすることでイメージができてきます。
それと、いい演奏のCDも欠かせません。
数は少なくてもいいから、
繰り返し聴いてほしいと思います。
3月の記事「レッスンで効果を上げる方法 Vol.3」で
CDを紹介しています。
おうちの方、どうぞよろしくお願いします!