以前、こんなことがありました。
子どもの学校のボランティアで、ご一緒したお母さん。
「あなた、ピアノの先生なんですってね。娘が習ってるんですけど、テキストが○○で。これっていいんでしょうか?」
皆さんが聞かれたら、どう答えますか?
私の答えは、
「私では分からないので、その先生に聞いてください」
です。
理由は3つあります。
1、その先生でないと、どういう目的で使用しているか、分からないので、関わりのない立場では、判断できないため。
2、その先生に直接聞けば、教えてくださるであろうことを、他の先生に聞くと、その先生との信頼関係が作れなくなるため。
3、専門知識を、「知り合いだから」タダで手に入れようとする考え方では、そもそも、成果は出ないため(これは、深いので、希望の方にのみ、お話させていただくテーマです)。
その場しのぎの「お手がる」な対処は、逆に損するんです。
質問の仕方にも、工夫がいります。何でもやみくもに聞くのも、違いますね。
礼儀は尽くして、
「実は、これこれが不安なのですが、理由を教えていただけますか?」という感じで質問するとよいですね。
きちんとした先生なら、もっともな質問には、誠意を持って、お答えされると思います。
上手な質問は、信頼関係を深めるので、お子さんのためになるのです。ぜひ、上手に質問してみてください。
カウンセリングピアノ教室では、このような「子育てに絶対役立つ!ママの知恵」も、お伝えしています。