今年もプレゼントが好評だったようで嬉しいです♪
発表会を終えての保護者の感想を、10日にわたってご紹介してきましたが、今日で感想を締めくくりたいと思います。
今日は、お子さんの成長を支える保護者への感謝です。
「『書いてある』ことが自分にとって大きな助けになると認識しました。聞いても分からん。書くから待って』と言えるようになりました。
ピアノ以外の道具も活用できるようになりました。(オンライン)レッスンの録音からメモ用紙に書き出したり、スマホで手元を撮影したりしていました。
他人の演奏に対して、負け惜しみのような言い方をしなくなり、シビアでも建設的な感想を口にするようになりました」
このお子さんは発表会で大きな力を発揮することができました。聴いている人を感動させる演奏でした。持っている力を出し切ることができて、素晴らしかったです。
お子さんの力が大前提として、背景にはお母さんが協力してくださっているということがあります。
例えばこのお母さんの場合、
お子さんが何が分からないかが分からない時、お母さんが観察して「書く」ことが解決につながると発見されたこと。
そのために楽譜の訂正を手助けしてくださったこと。
他にも例えば以下のように、楽器や表現について私の考え方を取り入れる努力をしてくださっていること。
「最近の電子ピアノはよくできていて長所ばかりだと思っていたけれど、成長した子どもの感性に応えうるピアノを探しました。ミスは少なく見栄えよくが発表会だと思っていたけれど、表現に注力とのことで、演奏の良し悪しの判断を改めました。」
このように、お母さんがお子さんを支えてくださるというのは、花を咲かせる土壌のように大きな力になります。
みんなが同じことをする必要があるというわけではなく、大事なのは、保護者と講師と2人3脚でお子さんの成長を見守っていくことです。そのためにお互いの情報や価値観を共有することだと思います。
私もお子さんの指導をどうしたらいいものかと迷い、悩むことがあります。そんな時、お子さんの情報や保護者の価値観が共有できていると、解決のヒントを思いつくことが多いです。
保護者との信頼関係の上にレッスンが成り立っていることを改めて思い、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、お子さんを支えてくださるよう、そして、講師と2人3脚で見守っていけるよう、情報や価値観の共有をお願いしたいと思います。改めてよろしくお願いします^^♪