先週は、久々にハープのレッスンでした。
自分なりに脱力の奏法を練習していましたが、
盲点がありました・・・。
それは、心の力を抜くこと。
ハープにゆだねること。
いい音を出そう、出そうとしていたのです。
でも、それだと、もうすでに力んでいるのです。
フォーム(型)は必要不可欠。
でも、そこから先は、楽器にまかせる。
そのためには、心の頑張りを措く。
それは、私の課題でもあり、可能性でもあります。
それを感じたら、涙が出てきました。
今まで閉じ込めていた感情。
もう解放していいんだよ。
そう、教わっているような気がします。
先生曰く、自己開示こそがアートであると。
力を抜くことは、決して弱々しいことじゃない。
むしろ、力強くなれると。
だから、先生のハープの音は、
透明なのに、泣けるほど心に迫ってくるのでしょう。
ピアノも同じ。
感情を、音を感じないと、本当の音楽にはならない。
そのためには、
いい音で弾こうとか、かっこよく弾こうとか思わない。
同じ課題にぶつかっています。
心の力を抜く。
この感覚を味わって、
楽器に、音楽に、浄化されたいと思います。