160619P6190882

モーツァルトの楽譜の校訂をされた、

今井顕さんの講座に行ってきました。

演奏の躍動感を生み出す、リズムについてでした。

実際に先生の弾かれるピアノは、

生き生きとして、いかにも楽しげです。

「拍子感」を感じて表現するということだと思いました。

これは、私も最近習うまで、

知識としてしか知らなかったことです。

でも、生きた音楽には絶対欠かせないものなのですね。

生きた音楽には感動がある。

過去と、現代の私たちを結びつける、

共通の感情が生まれるのです。

 

今井顕さんの校訂した、

「モーツァルト ピアノソナタ集」 音楽之友社

拍子感を意識したフレーズスラー、

指番号、背景の解説など

とても使いやすいと思いました。

学習者にはお勧めです。

演奏する人にとっても、原典版と一緒に使うと、

参考になるのではないかと思います。