ハープの練習をしていると、
ついピアノと同じ点や、違う点について考えます。
整理して書いてみます。
同じ点
1、弦の形(由来は一緒)。
2、体重や重心を利用すると、格段に弾きやすくなる
(ボディ・マッピングが役立つ!)。
3、音のニュアンス、拍子感、声部のバランスなど、
音楽としての表現。
4、音は出しやすいが、奥が深い。
違う点
1、ハープは素手で弾くので、
力加減や心の状態がダイレクトに音に伝わる。
2、ハープは楽器を抱えて弾くので、
振動が直接伝わってくる。
3、ハープは、ちょっと疲れている時には、
特に心に響くと思う。
4、逆にピアノは、気持ちが外に向かっていく時に
弾きたいと思う。
5、ピアノはいろんな声部を弾くので、
冷静な部分も必要(指揮者に必須の所以ですね)。
6、ピアノにはペダルやダンパーがあるが、
ハープにはないので、
低音を響かせるよりも、中音域を響かせるほうが美しい。
7、調性など、音楽の基礎はピアノの方が分かりやすい。
8、手のフォームの違い(ハープは縦、ピアノは水平)。
楽器上の特性はありますが、
習得するには、共通点を手がかりにしていくと、
すごく助けになります。
これからも、何が発見できるか楽しみです♪
追記(2024,1,10)
ピアノとハープの違いとして、追記です。
聴き比べるために動画を撮っているところなので、
お楽しみに~♪
9、 伴奏
ピアノはコードネームが分かりやすい。
それを応用すると、ハープでも伴奏を自分でつけられる。
10、テンポの取り方
ピアノはリズム通りに弾くのもテンポを揺らすのも得意だが、
ハープはどちらかというとテンポを揺らすのが得意。
追記(2024,1,17)
同じ曲をピアノとハープで演奏してみました。
違いを出すために、テンポ感を変えています♪
音量が全然違うので、ハープが小さく聞こえますが、どうぞご了承ください~^^
追記(2024,6,3)
ピアノとハープの違いとして、追記です。
11、和音の押さえ方
ピアノは、一度に押さえられるように。音を出す前に鍵盤に触れておくが、
ハープだと、響きを消してしまう場合があるので、必ずしも弦に触れておく必要はない。
むしろ、触れないほうが響きが豊かになる場合もある。