私の過去を振りかえってきましたが、いよいよ最終回となりました。

今回は、締めくくりとして、教室の理念と、その理由を書きます。

私がピアノから学んだのは、

自分の存在を認めることと、努力すれば、必ず何かつかめるということでした。

自分で感じ、考え、行動する。失敗してもいい。

その過程が、人生の力になる。

それには、

愛情は土台だけど、親の言いなりではいけない。

社会に出た時、乗り越える力を、身につけることこそ必要。

だから、

時には、ダメなものはダメと伝える強さも大事。

そのために、その人すべてを表すピアノで、1人1人を見ていく。成長のお手伝いをする。

これが、カウンセリングピアノ教室の理念です。

理由は、

今まで書いてきた、私のような苦労をしてほしくないから。私の経験と知識を役立ててほしいから。時には、厳しく言うことで、嫌われたとしても。

今、子どもたちに向かっているのは、過去の自分自身に言ってあげたかったからです。

5回にわたるシリーズでしたが、読んでくださり、ありがとうございました。