ハープの練習をしていると、
ついピアノと同じ点や、違う点について考えます。
整理して書いてみます。
同じ点
1、弦の形(由来は一緒)。
2、体重や重心を利用すると、格段に弾きやすくなる
(ボディ・マッピングが役立つ!)。
3、音のニュアンス、拍子感、声部のバランスなど、
音楽としての表現。
4、音は出しやすいが、奥が深い。
違う点
1、ハープは素手で弾くので、
力加減や心の状態がダイレクトに音に伝わる。
2、ハープは楽器を抱えて弾くので、
振動が直接伝わってくる。
3、ハープは、ちょっと疲れている時には、
特に心に響くと思う。
4、逆にピアノは、気持ちが外に向かっていく時に
弾きたいと思う。
5、ピアノはいろんな声部を弾くので、
冷静な部分も必要(指揮者に必須の所以ですね)。
6、ピアノにはペダルやダンパーがあるが、
ハープにはないので、
低音を響かせるよりも、中音域を響かせるほうが美しい。
7、調性など、音楽の基礎はピアノの方が分かりやすい。
8、手のフォームの違い(ハープは縦、ピアノは水平)。
楽器上の特性はありますが、
習得するには、共通点を手がかりにしていくと、
すごく助けになります。
これからも、何が発見できるか楽しみです♪