今日も、先日紹介した本の内容に関連して、私が心がけているお子さんへの具体的な声かけ方法を引き続き紹介してみたいと思います。

1、命令しない

2、こちらの意図を加えないで聴く

3、批判しない

4、望ましい行動に対して褒める

5、お子さんの信じ込みを、全体ではなく部分として捉える

6、お子さんの課題と私の希望とを分けて考える

7、楽しむ

 

1、命令しないについてはこちら

2、こちらの意図を加えないで聴くについてはこちらです。

 

今日は、3、批判しない 4、望ましい行動に対して褒めるについて書いてみたいと思います。

3、批判しない

これは、お子さんの言葉に対して批判的な発言をしないということです。理由は、批判をされると人は自己開示ができなくなるからです。レッスンでは、自己開示をして成長していくことを目指しているので、自己開示は欠かせないステップなのです。

もちろん、いけないことをした時は注意します。でも、考え方とか感じ方について批判はしません。暗に批判するような態度も控えています。

4、望ましい行動に対して褒める

ここからが大事なのですが、それでは、どのようにして望ましい行動に方向づけするかというと、望ましい行動したときには褒める+望ましくない行動をした時はスルーするということをしています。

これは先日紹介した本にもありましたが、望ましくない行動に過剰に反応することは、お子さんに対してあなたに注目していますというメッセージを与えることになってしまいます。なので、望ましくない行動に過剰に反応してしまうと、その行動を強化(繰りかえしさせること)になってしまいます。

ですので、望ましくない行動に対してはスルーする、かつ望ましい行動に対して褒めるということが大事なのですね。

とはいえ、文面だけでは分かりづらい場合もあるかと思います。レッスンでは、ご家庭のお悩みに応じて具体的なアドバイスもしています^^

ピアノ「だけ」でなく、お子さんの成長を望まれる方はこちらへお問い合わせくださいね♪