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先日、プロフェッショナルという番組で、

阿部玲子さんという、

土木エンジニアの方が取り上げられていました。

安全管理のプロで、

発展途上国の数々の工事現場で、

安全管理を喚起しているそうです。

文化も風習も違う国の人に、

安全を考えた行動をしてもらう仕事だそうです。

 

その中で印象的だったのは

「日本を押し付けない。その国の文化を観察して、合わせる」

「日本は捨てない。譲れないところはしっかりと」

という点でした。

教える仕事と同じだなあと思ったからです。

「~するべき」を押し付けない。

一人一人の興味を観察して、

それに合わせた持って行きかたを工夫する。

でも流されない。教えたいことはしっかり持っておく。

そのために何が大事なのか明確にしておく。

 

何のためにそうしているのかと言えば、

それは自立してほしいから。

いつかは、

自分の興味や気づきを羅針盤に、

一人でも、

音楽を楽しんだり、追求したりできるようになってほしいから。

 

自立とは、人生にも通じることだと思います。

自分の気づきを大事にする。

自分で判断する。

人のせいにしない。

自分なりの対処を考える。

情報化の現在には特に大切だと思います。

なぜかということは、

追って書いてみたいと思います。