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ブログで常々脱力のことを取り上げていますが、

レッスン手法の一つ、

「ボディ・マッピング」

を教わってきた先生が、この度本を出版されました!

「うまく歌える からだのつかいかた」

川井弘子著 誠信書房

です。

 

川井先生は、ソプラノ歌手として演奏家でもあり、

「ボディ・マッピング」の指導資格を持ち、

全国で講座を開き、教えている先生でもあります

音楽的な感覚と、科学的な説明を

結びつけたレッスンは、

効果がすぐに表れるのでびっくりです。

また、どんなジャンルの人に適用できるのも特長です。

 

この本では、

歌う時の期待や疑問に答えることを念頭に、

科学的なイラストを多く使って説明、

効果的なエクササイズも

多数挙げられています。

 

歌う人はもちろんのこと、

合唱指導者、また学校の歌唱指導の先生にも

ヒントが満載です。

楽器奏者も、

歌はすべての基本であること、

身体を使って表現するといったことから、

何らかのヒントが得られると思います。

 

私は、ボディマップに出会って、

手が小さくても驚くほど弾きやすくなったし、

手の柔軟性も保たれているし、

年齢の割に衰えは少ないのではないかと思っています。

もちろん教える際にも、

努力を強いるだけではうまくいかないこともあるので、

とても役に立っています。

スポーツの世界でも、

科学的な要素がトレーニングに取り入れられていますが、

身体で表現する音楽も、同じですよね。

画期的な手法なので、

努力してもうまくいかなかった人、

悩みがある人に特におすすめです!