先週、「お別れの季節のお子さんの成長」と題して、お子さんの成長ぶりを書きました(ブログはコチラ)。

お子さんの成長のためには、保護者や指導者の在り方が大きく関わってきます。

なので、今週は、私が今まで1100組以上の親子を見てきて、知っておくべき大事なことについて、書いてみたいと思います。

いろいろあるのですが、その中から特に重要な3つについて書いてみようと思います。

その3つとは

1、自分主体での気持ちの表現

2、時に壁になれる強さ

3、境界線を知る

です。

今日は1、自分主体での気持ちの表現 について書いてみたいと思います。

自分主体での気持ちの表現については、レッスンでお子さんの気持ちを表現することを目指しています。

そうすると、最初は心もとなそうだったお子さんが、びっくりするほど生き生きと変わってくるのです。

これは、実は保護者にも有効な方法です。「人が」「みんなが」と思うことがあるかもしれませんが、実はお子さんに一番伝わるのは、保護者本人が「私はこう思う」「私はこんなふうに感じる」と伝えることなのです。それは、実は保護者自身の価値観が出せるということにもつながります。

もっと言うと、「あなたはこうだよね」と相手が主語になると、批判的になりがちです(私も含めて、ありがちですよね苦笑)が、保護者が自分主体で気持ちを表現することが大事なのです。

もちろん、「人がこうだから」とか「あなたは〜だよね」と言っていけないということではありません。

ですが、保護者も自分の気持ちをストレートに伝えることは、つい忘れがちになるので、かなり意識が必要です。

逆に、あまりにも「人がこうだから」とか「あなたは〜だよね」と言い続けていると、お子さんは人目を気にして萎縮するようになりがちです。

声かけの仕方には工夫が必要な場合もあるので、レッスンでは個別に保護者にヒントを伝えています。

明日は、

2、時に壁になれる強さ

について書いてみたいと思います。

実は子育てには欠かせない一番大事な要素だったりするので、ぜひ楽しみにしていて下さいね。

ピアノ「だけ」でなく、お子様の成長を望まれる方は、ぜひお問い合わせください。お問い合わせ先はコチラ