土手沿いの新しいベンチを発見!近くの小学校児童の作品だそうです^^明るい色合いが映えますね。

昨日から、お子さんの成長に欠かせない3つのこととして、書いています。

今まで1100組以上の親子と関わってきて、お子さんの成長のために、知っておくべき大事なことについて書いてみたいと思っています。

昨日は重要な3つをご紹介しました。

1、自分主体での気持ちの表現

2、時に壁になれる強さ

3、境界線を知る

です。

昨日は、1、自分主体での気持ちの表現について書きました。主語を保護者自身にして伝えると、お子さんに伝わりやすいという内容でした(興味ある方はコチラ!)。

今日は、2、時に壁になれる強さについて書いてみたいと思います。

これは、お子さんは自主的に行動できるようになる、とても大事な要素です。なので、最後までじっくり読んでみてくださいね。

まず、壁になれる強さとは、どういうことか?からお話ししたいと思います。

分かりやすく言うと、「言葉」ではなく「行動」で示すということになります。

 

具体的な例を挙げましょう。

幼児のお子さんが、ご飯を食べようとしない場合があるとします。

その時、ある程度の時間を待ってあげるのは良いと思います。ですが、いつもだらだらと子どものペースに合わせていると、親も疲労してしまいます。用事があるときはなおさらですね。

そういった場合、「時計の針がここまでは、ご飯の時間で、その時間が来ると片付けるからね」と言っておくことも必要です。

そして、ここからが大事です。その時間が来たら、実際に片付けてしまいます。

そこでお子さんが泣いても、お腹がすいたといっても、折れないで次の食事時間まで待ってもらいます。

「かわいそう」と思う気持ちも分かります。けれどもここで折れて食事を出すことは、「駄々をこねれば親は言うことを聞いてくれる」と言うメッセージを子どもに伝えてしまうことになります。

誤ったメッセージを受け取ったお子さんは、次も同じように食事に向かおうとはしないでしょう。

本来伝えたかった「ある程度の時間で行動する」というメッセージが真逆に伝わってしまうのですね。

「ある程度の時間で行動する」というのは、社会で必要なルールになります。

もっと言うと、自分だけでなく相手も尊重するためのルールです。

どうして壁になる強さも必要かというと、お子さんが社会に出た時に必要になるからです。

お家では、家族が言うことを聞いてくれても、社会や学校では自分の言うことが優先されない場合も多いですよね。

その時、言葉ではなく行動レベルで注意される経験がないと、お子さんは他人との関わりが難しくなります。その結果、周りとうまくやっていけないので、ストレスを抱えやすくなりがちです。

学校はそこまで手が回らないので、家庭で教えることが大事です。

実は、この考え方は母性と父性で言うところの父性になります。

育児には母性と同じくらい父性も必要です。すぐには腑に落ちないかもしれませんが、ぜひじっくり読んでいただければと思います。

念のため添えておきますが、厳しくすることが目的なのではありません。

ということで、育児には時に壁になる強さも必要と言う話でした。レッスンでは保護者のお悩みを対して、個別にアドバイスを差し上げることも多いです。

 

明日は、

3、境界線を知る

についてお話ししてみたいと思います。あまり耳にしたことがない概念かもしれませんが、子育てのとらえ方がぐっと楽になります!

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