イネに稲穂が実りました!
写真では真ん中の一房になりますが、見えるでしょうか?

鉢植えですが、ちゃんとイネの香りもします。

これは生徒さんの保護者にお借りしているものです^^

 

実は、この暑さに、一度枯れかけてほとんど茶色に干からびてしまったのです。

でも、緑の部分が少し残っていたので、あきらめかけつつ水をやっていると、このように青々としげり、稲穂を実らせてくれたのです。

 

このイネに、生徒さんの姿が重なります。

 

どういうことかと言うと、例えば、練習しないお子さん「練習しなさい!」と言うのは簡単なのですね。

それでも、練習して来なければ、叱ったりあきらめたり、一時しのぎで適当に話を合わせたりするかもしれません、

 

でも、それがそのお子さんにとっていいことなのか?と考えると、全く違うように思います。

なぜなら、「嫌だから」「めんどくさいから」練習しないのであれば、この先の人生でも同じパターンを繰り返すことになるからです。

カウンセリングピアノ教室では、単に「練習しよう」だけではなく、「どのようなきっかけがあればできるのか」を、考えていきます。

 

そのきっかけは、一人一人違うので、継続的かつ真剣に向き合う必要があり、正直に言うと、かなりしんどいこともあります。

でも、お子さんの人生を考えると、ピアノが上手になることより、

できないと思っていたことが取り組めるようになる充実感や、その方法など、自分自身の対処法を知ることこそ大事だと思うから、あきらめずにできるだけのことをしようと思うのです。

すると、不思議なことに、アイデアが浮かんできたり、お子さんの反応が変わったりして、できないと思っていたことに取り組めたりします。

もちろん保護者の方の協力あってこそなので、この信頼関係はありがたいです^^

 

大人があきらめずに水をやり続けると、イネのように、子どもたちにも実りがおとずれるのですね。

そして、そのお子さんならではの音色でピアノを響かせてくれるのです^^

 

カウンセリングピアノ教室では技術「だけ」ではない、人生を視野に入れた自己表現を目指しています♪