今日は大人の生徒さんのレッスン例をご紹介したいと思います♪
いつも積極的にいろんな曲を弾いてこられる松木さん(仮名)。
昨日は『エリーゼのために』を弾いてこられました。
まずは、1回通して弾いていただきました。
そうしたら、教える側としては、リズムや強弱など、注意できることはあるのですが、私は注意を主体にするレッスンはしていません^^
じゃあどうするかというと、その方にとってのイメージを質問するんです。
例えば「なぜこの曲を選んだのですか?」と尋ねます。
すると、その方にとっての思い出と合わさった独特の感情が出てくるんですよね。
そこで初めて、強弱記号の意味を感情に照らし合わせて解釈できる。
ただ記号の意味を伝えて「正しく」弾いても、喜びはない。
まず、拠り所になる感情に目を向けたら、曲に共感できたり、曲の世界に入り込めたりします。
それがすなわちその方の表現なのです。
このように、質問することによって、その曲を選んだ理由や、生徒さんが使う言葉の背景にはどんな意味があるのか、一緒に掘り下げていく。
すると、その方ならではの音が出てくるのです。
その時、皆さんはとても生き生きした表情になります^^
正誤を気にして弾くのではなく、質問によってご自身の感情や思いを表現できるようレッスンしています。
これが私の考えるカウンセリングピアノです^^♪❣️
興味がある方はぜひこちらまでお問い合わせくださいね♪