グループレッスンの後、今週はお休みした生徒さんの補講をしています。

今年の締めくくりとして、とても嬉しい成長を、ご紹介したいと思います。

2人いるので、まず1人目のありさちゃん(仮名、小学4年生)です。

ありさちゃんは、グループレッスンで他のお友達に、
「止まったりしたところもあったけど、きっともっと練習すれば止まらずにできるよ」
と言ってあげることができたのです。

どういう成長かというと、今までのありさちゃんは、間違えずにできたか、止まらずにできたかどうかという感想が多かったのです。

でも今回は、「練習すれば止まらずにできるよ」と言えた。

これは、ありさちゃん自身が、練習することで、止まらずにできるようになったからこそなんですね。

練習して、目標を実現できた経験がないと、このような励ましの言葉は出てきません。

そういう意味で、「練習すれば止まらずにできるよ」は、ありさちゃん自身が練習を積み重ねて、目標を実現できた言葉なのです。

2人目は、ゆうたくん(仮名、小学4年生)です。

ゆうたくんは、今まで、本気で力を出す場面があまり見受けられませんでした。

今までは、発表会も何となくこなしてきた感じでした。

でも、この秋、お友達とのグループレッスンで、小さな目標に向けてやり遂げる経験ができたのですね。

この時から、ゆうたくんは練習するようになりました。

その後、個人レッスンに切り替えて続けたところ、昨日のレッスンではリズムに乗って、軽やかに弾くことができたのです。

「弾きやすいし、弾いていて気持ちいい!!!」
と、ピカピカの笑顔で話してくれました。

私「練習せずにいた時の気持ちよさ(?)と今の気持ちよさは同じかな?」
ゆうたくん「全然違う」
私「どっちが気持ちいいの?」
ゆうたくん「ぜったい今」

ということで、練習することで、できるようになる気持ちよさを味わえたのは、素晴らしい成果でした。


練習=継続する

というのはなかなか難しい。
今すぐはできないかもしれない。

でも、教室で時間をかけて機会を作り続けていくと、こんな成長を見せてくれます。

来年も子どもたちの成長が楽しみです(^^♪