暦の上では春になりましたね^^

先日レッスンでのことです。

保護者の方に、お子さんのレッスンでの様子をお伝えしたところ、こんなふうにお礼を言っていただきました。

「両親以外に子どもが話すことを受け止めてくれる場所があるのは、とてもありがたいです。

ピアノ教室というよりも、むしろ個性を受け止め引き出してくれる場所だと思います」

本当に嬉しいことです。

このお子さんの素晴らしいところは、

興味があるアニメから実際の文学作品を読んだり(太宰治の「人間失格」など)、

博物館を訪れたら、現在の知見も知った上で疑問を話してくれたりと、

自分なりのベクトルを持っているところです(小学5年生です!)。

いつも言われた通りに弾くという受動性ではなく、能動的に関わり自己効力感(自己肯定感)を上げるほうが大事だと思うのです。

もちろんピアノの魅力も知ってほしい。

でも、それがお子さんの興味とつながって発展していく方が、長い目で見てピアノと仲良くなれると思います。

そんなわけで、ピアノの技術だけを伝えない所も喜ばれています。