生徒さんのおばあちゃんが持ってきてくださったお花です✨
色鮮やかで、パッと明るくなります。
さて今日は、レッスンで伝えているカウンセリングの一例についてご紹介しようと思います。
小学校高学年くらいから、生徒さんには少し抽象的なアドバイスをしています。
どういうことかと言うと、曲のイメージクイズなどの具体的なヒントから、どうしたら緊張しても力が出せるかということにも触れています。
もちろん練習も必要なのですが、それだけでなく、何に注意を払うかということが、深く関係するからです。
その一例として、今日は、目的についての話をしたいと思います。
ある生徒さんは、真剣に注意を守る頑張り屋さんです。
その一方で、頑張るあまり、注意を守ることに一生懸命になってしまい、そもそも注意はどんな目的なのか、おざなりになってしまうことがありました。
すると、注意を守っているにもかかわらず、音楽がギクシャクした流れになってしまうのですね。
そこで、目的を考える話をしました。
注意の目的を考えるということです。
例えば、フォルテにしたいところであれば、どんな雰囲気にしたいのか考える。
こうして書くと、当たり前のように思うかもしれませんが、実際に習得しようとすると、つい目的を忘れがちなんです。
でも、目的を忘れずにいると、習得が早いのです。
これは、実は日常生活でも役立つ考え方で、カウンセリング単体でも取り扱っているくらいです。
例えば、大人になって、収入を上げたいとかスキルをアップしたいと思う時などに陥りがちなんですが、とりあえず目の前のことを片付けようとしてしまったり、スキルさえあげれば良いと思ったりしてしまうのです。
これについては、とても役に立つので、少しご紹介したいと思います。
長くなるので、次回以降に書きたいと思います。