すっかり秋らしくなりましたね。
先日はリハーサルでした。
教室では、間違えないで弾くことを目標にはしていません。
自分のイメージが表現できることを、目標にしています。
お子さんの年代を追って聴いていると、お子さんの個性が出て来ていることが分かります。
また、お子さんの感想も、人との比較ではなく、一緒に頑張っている友達としての応援メッセージになります。
このように、お互いを応援できると、緊張の中にも暖かさがあります。
先日聞いたところによると、コンクール重視の教室では、先生の熱意ゆえだと思いますが、レッスンについて来れない生徒さんのことを「落ちこぼれ」と言ったそうで、残念に思いました。
幼いうちに競争に巻き込むことは、個人的には、音楽本来の美しさを味わえなくなるのではと思います。
競争も時には必要ですが、1面でしかなく、人格を決定するものではありません。
もちろん、競争も努力しないで良いと言っているわけではありません。
「自分なりの努力」という主観から「成果を出す努力」という客観も大事です。
カウンセリングピアノ教室では、人と競う演奏ではなく、個人が成長する演奏にしてほしいと思い、レッスンしています。
発表会前のこの時期は、普段より厳しめのレッスンですが、生徒さんの踏ん張りが分かるので、期待しています❣️