
今日は、お子さんの美しい心が垣間見えた例を、ぜひご紹介したいと思います。
マインドマップのレッスンで、今年頑張りたいことをテーマにしていた時のことです。
マインドマップとは、ごく簡単に説明すると、あるキーワードを手がかりに書き連ねていくものです。
アイデア出しや関連づけがしやすく、思考の整理や表現に役立つので、取り入れています。
お子さんは、まず頑張る前提として、「感謝」と書きました。
何に対しての感謝なのかと問うと、修学旅行でよくしてくれたバスの運転手さん、宿の方に対してということでした。
家族旅行の時、運転の家族やホテルの人にはどうなのか尋ねると、同じように感謝しているとのことでした。
他には、給食を食べることができる点にも感謝しているそうです。
感謝から始まったマインドマップの結論は、勉強の中でもとりわけ料理や実験を頑張りたいということでした。
身の回りの人が自分にしてくれたことに対して、当たり前ではなく、感謝ができていることがとても素晴らしいです。
ちなみに、このお子さんは、普段も、落としてものを拾ってもらったり、消しゴムを貸してもらったりといった些細なことでも、必ず「ありがとう」と言います。
また、他の人が入り口を出入りする時も、何気なくドアを押さえてくれたりします。
してもらうことが当たり前に思う人が多い現代において、人間として1番大事なことです。
成績の良し悪しやお金の多寡など、目に見える基準がもてはやされる時代ですが、実は、目に見えない心が人間としての土台を支えているのですね。
お子さんのそんな一面が垣間見えて、心が暖かくなったひとこまでした。
次回は、こういうお子さんの心を守るために大人ができることについて、書いてみようと思います。
