キンモクセイの香りが漂う季節です。

数回に渡って、生徒さんの成長をご紹介しています。

過去の記事は以下です。ご興味があればどうぞ❣️

投げ出さずに頑張った生徒さんの変化

具体から抽象で表現力が飛躍した生徒さんの変化

思春期でも話が弾んでピアノが上達した生徒さんの変化

カウンセリングでより積極的に弾けるようになった大人の生徒さんの変化

 

今回も引き続き、大人の生徒さんの成長(表現力の向上)をご紹介したいと思います。

佐藤さん(仮名)は、4、5年前から通ってくださっています。

佐藤さんは一貫してバッハがお好きで、最初は小品でしたが、今ではインベンションを弾かれています。

細かい音符が増えるにつれ、その細かい音符の表情とテンポのキープが必要になってきました。

音楽的な表現をするには、「すべての音を、粒を揃えて弾かなければならない」という概念を外して、はっきり弾く音と楽に弾いても良い音があるということをレッスンするうちに、別の曲でも細かい音の表情が出て、音楽的に弾かれるようになりました。

テンポキープについても、メトロノームを使って粘り強く練習され、ググッと上達されました。

他にも、佐藤さんは最初の頃、巻き肩のような姿勢で弾かれていたのですが、表現上の姿勢の意味をお伝えするうちに、今では肩の力が自然に抜けて、姿勢も音色も美しくなったのは、素晴らしい変化です✨

 

佐藤さんが大きく成長されたのは、根っこに音楽への憧れがあるからなのです。

実は、憧れがあるからこそ、成長の変化を受け入れることができるのです。

例えて言うなら、憧れとは、ロケットが発射する時のエンジンとでもいうイメージです。エンジンがないと、重力から抜け出すことは難しいですよね。

憧れに興味を向ける素晴らしさについては、後日改めて書いてみたいと思います。

次回も引き続き、大人の生徒さんの成長をご紹介したいと思います。