同じ月謝で、同じレッスン内容でも、
効果がすごく出る生徒さんと、
あまり変わらない生徒さんがいます。
(もちろん成長の個人差もあるし、
こちらもベストを尽くしていますが、
それでもあることなんです。)
その違いは何だと思いますか?
それは言葉の使い方にあるのです。
潜在意識という言葉があります。
言葉は、 表面の意識だけではなく、
潜在意識とも関わっています!
潜在意識は、
無意識の行動をも支配すると言われています。
例えば、 「○○があれば、もっといいのに」と
言ったとする。
○○はお金でもいいし、時間でも才能でもいいです。
よく聞くフレーズですね。
でも、この言葉は、潜在意識にこう言い聞かせているんです。
「○○がないから、できない」
できないということを
潜在意識に植え付けていることになるのです。
だから、しょっちゅうこういうことを言っていると、
「できない」よう自己暗示をかけていることになります。
そして、これが口癖になっている人は
楽器の上達も遅くなってしまうんですね。
できない理由を探して、
自分にブレーキをかけている状態といっていいでしょう。
とてももったいないですね。
じゃあどうするかというと
自分が持っているものに目を向けるんです!
お金だって、食べ物を買ったり、病院に行くぐらいはある。
時間も、気分転換にTVくらい見れているかもしれない。
才能だって、人と比べさえしなければ、たくさんいいところがあるはず。
あるもので満足しようということではなくて、
あるもので使い方を工夫しようということです。
できない理由でなくて、どうしたらできるか?を考える。
why?ではなくhow?です!
すると脳は勝手にその問いに反応して答えを探してくれます。
あとは、自分を褒めることです☆
楽器が上達するには、
「前よりできるようになった」
「私ってスゴイ」
「がんばったよね」
「これができたらすごいかも!」
と言っているとGOODです!
反対に、
「ムリ」
「どうせできない」
「○○だからできない」
と言っていると、できるものもできなくなります。
この傾向は、大人の方に多いように思えますが、
子どもに接するように、
もっと自分に優しくしてあげてもいいのではないでしょうか?
そういった言葉の力に気付いてほしいなと思って、
レッスンでも、
生徒さんのいいところをたくさん見つけて
伝えるようにしています。
小さな自信でも信じていると、
びっくりするくらいできるようになっていくものです。
生徒さん自身にも自己卑下はしないでほしいと思います☆
言葉の力、あなどれないですよ!