香りに誘われて振り向いたら、梅が咲いていました。春ですね^^
昨日のレッスンで嬉しかったことを、2つご紹介しようと思います^^
1つめは、まさとくん(仮名 小学1年生)のレッスンでのことです。
レッスンでは、私があれこれ言う前に、自分自身で振り返ることを大事にしています。それで、昨日も弾き終わったまさとくんに尋ねました。
私「今のどうだった?」
まさとくん「メジャーとマイナーをちゃんと味わうことができたのが、よかった」
この「味わう」と言う言葉が出てきたことが、とても嬉しかったです。
まさとくんは割合すぐ弾けてしまうので、「味わう」よう、練習を頑張ったことも嬉しかったのです。
レッスンでは、音を小さくとか大きくとか講師が指示するのではなく、生徒さんに違いを感じてほしいと思っているので、まさとくんの「味わう」成長が嬉しかったのです。
2つめは、せいやくん(仮名 中学1年生)のレッスンでのことです。
せいやくんは、以前ピアノを習ってくれていたのですが、今月からハープを習うことにしました。なので、ピアノとの共通点を話しながら、ハープの基本についてお話ししようと思いました。
ハープで和音を弾いた時、せいやくんは、弾く手を止めて「わ~、きれい……」としばらく余韻に聴き入っていました。
私は、つい次の説明をしてしまうところだったのです汗
でも、余韻を味わっているせいやくんの姿を見て、またまた嬉しい気持ちになりました。
音を味わうということが、せいやくんにもしっかり身についている。そんなせいやくんのハープの音は、初めてとは思えないくらい美しい音色でした。
昨日の出来事を通して、音楽は味わうことが大事で、知識の詰め込みや技術の羅列ではない。心で味わうためのものなんだ。
それを、生徒さんの生き生きした姿で見せてもらいました。
幸せな気持ちです^^