やっと雪が止んで、晴れ間が見えました✨何げない太陽の光が嬉しいです^^
今回も、前回に引き続き、質問力アップしたお子さんの話です。
カウンセリングピアノ教室のレッスンでは、質問を歓迎しています。お子さんの関心が育ち、成長につながるからです。
質問によってお子さんのどんな成長が見えるか、参考になると思うので、今回もぜひ最後まで読んでみてくださいね。
あいりちゃん(仮名 小学2年生)は、レッスンで多くの質問をしてきます^^
ただ、その質問は、教室の飾りやピアノのことなど、目についたものを手当たり次第という感じだったのです。
ところが、先日のことです。
あいりちゃんが私の話を聞いて、こんな質問をしてきました。
「先生はいつからピアノを始めたの?」
「そんなに長いことしていて、飽きないの?」
「何のためにピアノを弾いているの?」
何のために?
この質問に、あいりちゃんにはちょっと分かりにくいかなぁと思いながらも、私は言葉を尽くして答えました。
「それはね、大人になるといろんな役割を果たすことになるんだね。すると、一生懸命役割を果たすうちに、自分の本当にしたいことを忘れてしまうんだ。
ピアノを弾くと、先生は自分の本当にしたいことを思い出せるんだよ」
じっと話を聴いていたあいりちゃんは、こう言いました。
「それだけピアノが好きだってこと?」
言葉の表面的な意味ではなく、言葉の真意を読み取ることができたあいりちゃんに、大きな成長を感じました。
あいりちゃんに、自身の変化について尋ねてみると、このように答えてくれました。
「前は、学校の勉強が分からないところが分からなかったけど、この頃は、分からないところが分からないと言えるようになった」
客観視と言語化ができるようになったことが、素晴らしい成長ですね。
レッスンでも、ただ間違いなく弾くのではなく、どのような表情をつけるか自分で振り返るので、美しいかどうかの客観視や言語化ができるようになっていて、嬉しかったです。
今回のシリーズのお子さんの質問力を見て、改めて実感したのは、子どもたちの一時的な反応に一喜一憂するのではなく、伝えたいことをうまずたゆまず話していれば、いつか伝わるのだということです^^
このように、カウンセリングピアノ教室では、お子さんの自発性や言語化など、ピアノを通しての成長を応援しています。
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