発表会の成長として、最後に6年生のお子さんをご紹介したいと思います。
6年生のまどかちゃん(仮名)は、今までで一番たくさんの感想を書いてくれました^^!
それも、感想に加えて1人1人に応援のコメントがあり、背中を押してあげる内容でした。
「どうしてこんなに書いてくれたの?」と尋ねると、
「発表会の後は毎年振り返りをして、みんなの応援のコメントが嬉しかったから、私もみんなにたくさん書いてあげようと思った」
ということでした。
優しいですよね^^♪
そんなまどかちゃんなのに、自分へのコメントは少なめで厳しかったりするのです。
なので、私はまどかちゃんに言いました。
「自分にはカンタンにできるのに、他の人は意外とできないんだっていうことはある?」
尋ねてみると色々出てきました。
・朝ごはんだけでなく、晩ごはんも自分で作れること
・冷蔵庫にあるものを工夫して作れること
・ピアノやリコーダーなどで、メロディがすぐに弾けること
・イメージをもってピアノが弾けること
・物語がどんどん浮かんで書いていること
・自由学習を1年生の時から続けて、授業が分かるよう工夫していること
などです。
これってすごくないですか?
「たくさんあるよね。それを『できるノート』を作って書いておくのはどう?」
どんなことでも、自分にはできて他の人に出来ないことは、将来、仕事の材料になるのです。
出来なかった、苦労したからこそ工夫したことも、大きな材料です。
いわば強みのもとになるのです。
レッスンでは、音楽の技術だけでなく、強みのもとを発見できるよう、レッスンをしています。
ピアノ教室ですが、人生を生きていくために大事なことを伝えています。
次回からは保護者の方のアンケートをご紹介しようと思います。