秋でもバラは咲くのですね❣️

これまで生徒さんの成長について、ご紹介してきました。

今までの記事は以下の通りです。ご興味があればどうぞ。

投げ出さずに頑張った生徒さんの変化

具体から抽象で表現力が飛躍した生徒さんの変化

思春期でも話が弾んでピアノが上達した生徒さんの変化

カウンセリングでより積極的に弾けるようになった大人の生徒さんの変化

タッチは均一でないといけないと思っていた大人の生徒さんの表現の変化

 

最終回の今回は、とても変化された大人の生徒さんの例をご紹介したいと思います。

原田さん(仮名)は4年ほど前から通ってくださっています。

ピアノが大好きなものの、若い頃受けた指導のイメージが頭にこびりついていて、「ミスなく正確に弾かなくてはいけない」と思っておられました。

指の練習であるチェルニーも弾いておられましたが、ミスをしないことに捉われて、表情を感じる余裕がなくなっていました。

それで、練習曲は少しお休みして、曲の表情を味わうことを中心にレッスンしました。

すると、演奏が良かったかどうかの判断を他人に委ねておられたのが、ご自身で味わえるようになってこられました。

そのうちに、心で感じたようにのびのびと弾かれるようになりました。

今まで他人の目線を意識してぎこちなく弾いていたのが、心から出る表情を味わって弾く姿への変貌は、感動的です。

最近では、ショパンのワルツを弾いておられます。

この曲は、まさに味わうことによって音楽的になる曲です。

味わうことによって、楽譜通りではない微妙なテンポの揺れやタッチなど、とても音楽的になったのです。

 

原田さんもそうですが、大人の生徒さんに共通する上達のポイントは、音楽が心から好きだと言うことです。

美しいものへの憧れがあります。

だから、レッスンで新しいことを知って取り入れたい、上達したいと思う。

こういう方は、たとえ時間はかかっても、びっくりするくらい上手になります。

そして、気がつかぬ間に、音楽を通して人生も豊かに変化しているものなのです。

憧れは、人生を導くもので本当に大事だと思うので、改めて書いてみたいと思います。