リオオリンピックも終わりましたね。
一番驚いたのは、サッカーの男子決勝戦。
PK戦で、5人目のネイマール選手がゴールを決めた場面です。
こんな劇的なことが、現実にあるのですね。
プレッシャーの中で限界に挑むのは、
どんなに難しいでしょう。
最高の技術プラス、最高のメンタル。
どれほどの努力があったのでしょう。
ここ一番の時に発揮する、
その気迫に心打たれます。
そうしてつかんだ栄光は、輝かしいと同時に、一瞬のもの。
光に幻惑されず人生を生きていくこととは、
また別のことのような気がします。
教える者として思うのは、
結果が出せるのは、もちろん素晴らしい。
けれど、それまでの過程や努力を見据えないと、
間違った方向に進むこともある。
評価を過程の一つとしてとらえるのか、
一喜一憂するのかで、
成長の度合いは変わってきます。
幼くても、目標に向かって頑張る。
紆余曲折あっても、努力を続ける。
オリンピックの選手たちとは、
別世界のようですけど、
私たちにも、地道にできることがあるのだと思います。