雪が降る日は、合間にのぞく青空が
とても鮮やかです。
さて皆さん、働きアリって、どんなイメージですか。
すべてのアリが、
忙しく働いているイメージではないでしょうか。
私もそうでした。
でも実は、全部が働くわけじゃないんだそうです。
一生懸命働くのは1~2割くらいで、
7割くらいはサボっている。
あとの1割に至っては全く働かない、と。
それが、働くアリだけを取り出しても、
同じことが同じ比率で起こるそうです。
最近の心理カウンセラーも、
生物学者も同じことを言ってるんです。
他にも、
ゾウリムシは、普通クロレラを食べちゃうのですが、
中には、食べられてもゾウリムシの体内で、
個体として生き続けるクロレラもいるそうです。
ゾウリムシもそれで困るわけでもなく、
クロレラが再び体外に出て行っても大丈夫なんだそうです。
繁殖でも、子どもを設けない個体もいるそうです。
その種全体で、増えていればOKということではないかと
いう解釈でした。
生命は、
こうあるべき、こうだろうという、
人間の予想を裏切るんですね。
実は意外な自由さ、許容度があるものではないか?
驚きと、不思議を感じます。
風の谷のナウシカで、
「作られた生命は、
消滅もまた操作されてしかるべきだ」
という相手に対し、ナウシカが
「生命はそれ自体意志を持っている。
命は闇の中の光だ」
と答える場面を思い出します。
私たち人間も、
こうあるべき、こうするべきという固定概念は、
後付けされたもので、
本来もっと自由なのかもしれません。