私が大人になっても、母の「好意」は、ますひどくなっていきました。

私の生命保険を、無断で大きな内容に変更されていたり、

見合いを断っても、条件がよいからと、何度も会うようにしたり。

私は、だんだん無力感にさいなまれるようになりました。

それに、他人との距離感が分からないという悩みも出てきました。

・コミュニティで、違和感がある。

・他人におせっかいをしすぎてしまう。

・自分の感情をさらけ出せない。相手にお願いしたり、甘えたりもできない。

・外ではいい顔をしているが、本当の私を知ったら、どうせ嫌われるに違いない。

・私は、誰かの役に立っていなければ、価値はない。

といった具合でした。

そんな私が、必死でしがみついていたものが、ピアノでした。

次回は、ピアノで得たことについて、書いてみます。