少しずつ春の気配が感じられます。
前回に引き続き、
今勉強している指導法の覚書を
レッスン方法のカテゴリとして書いていきたいと思います。
1回のレッスンの組み立て方として、
真似る、
声に出して言う、
手をたたく
弾く、
聴く、
書く、
考える
などいろいろな活動を用い、
集中が切れたら、どんどん変える。
レッスンプランもよいが、
それを消化するのが目的にならないよう、
子どもの反応を見て、変える柔軟性も必要。
教師の引き出しから、子どもの興味に沿うことを広げていく。
引き出しを増やすためにも、日頃の勉強は必要。
子どもが苦手とすることを、
その時にゲームのようにして何回も反復させ、
印象づけるのも方法。
教師サイドではなく、
生徒がその日1つでも「できた!」「分かった!」が
経験できるように。
曲を通してのレッスン以外に、
音楽の全体を知るレッスンがあってもよい。
音楽の全体とは、
リズム→全音符からどんどん分けていくと、
2分音符、4分音符、8分音符になる。
休符も同じ。
拍子感→1拍目が強いということ。他の拍子と比べる。
いろんな調があること。長調は12個、真ん中を下げれば短調が12個できる。
線と間の音→音程の把握と指の感覚を結びつける。
音符の方向読み→音符が上がっているか下がっているかと、
指の感覚を結びつける。
説明も、子どもの年齢に合わせて、
グッズを使ったり、分かりやすい例え話で。
見極め
個々の曲で教師が目的を把握、
クリアできたら合格とする。
クリアできなければ、
なかなか合格できない曲もある。
合格することが喜びになるよりも、
「弾けた」「できた」が味わえるように。
教師は、いい音といい加減な音の違いが分かること。
易しい曲から難しい曲につながる、
音楽的な要素、ねらい、声かけなどについては、
追って書いていきたいと思います。