お盆休みも終わりましたね。
私は、普段なかなか会えない人に会え、元気をもらいました♪
皆さんはいかがでしたか。
先日、ある雑誌で、面白い記事を見つけました。
「天才 その条件を探る」
キース・ジャレットという、
世界的ジャズピアニスト他6人に、脳の実験をしました。
MRIで調べると、
演奏時、脳の自己表現の領域は活性化する。
反対に、自己を監視する領域は不活性化する。
「まるで、
ダメ出しをやめたら、自己表現へとスイッチが切り替わるようだ」
と、実験を行った聴力専門家は言っています。
演奏する時も、
どこか悪いところがないかチェックする気持ちで弾くと、
絶対いい演奏はできないのですね。
「いい悪い」を評価するのでなく、
音楽のイメージに入り込んで、その音を出すことだけ考える。
すると、結果的にいい演奏になる。
脳の使うところが違うということなのですね。
(練習では、できていないところを取り出すことも必要です。
練習と演奏とで、脳を切り替えるのですね。)
演奏中は、
音のイメージを作り上げることが大事です。
レッスンでも、子どもたちを見ていると、
間違いにすごく気を取られるものですが
そうではなく、
作りたいイメージを音にできるよう、
指導していきたいと思っています。